<>突然ですが皆さん、ミス、減らしたくないですか?ミスは大なり小なりいろいろありますよね?
例えば、こんなことはないでしょうか…?
あれ?仕事のメールで、添付を忘れてそのまま送っちまった〜。
大切な書類をシュレッダーにかけてしまった…。
エスプレッソをたっぷりしみ込ませたスポンジケーキたべたいな〜(それはティラミス)
彼氏に「西日暮里にいるよん♡」と送るはずのLINEを間違えて全然違うグループLINEに送ってしまった(これは誤爆)
英語で男の人はミスター〇〇、女の人はミス〇〇って呼びますよね~(なんの話だい)
これらはよくある経験談です。皆様も往々にして一度は経験があることでしょう。
僕も以前、陶芸教室に行った時の写真をLINEアルバムに追加しようと思ったら、誤って勤め先のグループに送り、誤爆しかけたことがありましたw
確認漏れや気が抜けていることだけが原因ではなく、それらを完璧に修正するのは難しいです。
だって人間だもの。
そう、誰でもミスは起こします。ミスは風邪のようで、気を抜くと誰にでも起こります。ただし逆に言えば、適切な対策をすることで防ぐことが可能です。
その対策の1つとして、ワーキングメモリーの使い方があります。これはすぐに実践できるものです。
注意力の度合いや知能の差は関係ありません。問題は、ワーキングメモリーをどのように活用するかです。
ワーキングメモリー???
今回紹介するテクニックを読んで、ミスを未然に防ぎ、幸せな生活を送りましょう!
ワーキングメモリーとは?
ワーキングメモリーとは、脳のメモ帳に例えられ、作動記憶、作業記憶などとも言われています。
基本的に人間はこのワーキングメモリに基づいて仕事したり、会話をしたり、ラジバンダリ、って感じですが、このメモリーが貯蔵できる数は7 ± 2(=7個前後ほど)で、容量は少なく、色々同時進行して掛け持つと結構すぐにいっぱいになるのよね。
例えばこんな文章を読んでみてください
上司の木下課長に呼ばれ、高橋工業宛に会社案内のPDFを送ってほしいと依頼されました。自分のデスクに戻ると、見積を待ちわびていた渡辺金属から新着メールの通知。見積の結果次第では、いまいち営業担当者が信用できない城島産業と仕事をしないといけません。期待と不安でメールを開き、添付されていたファイルを開こうと思った瞬間に電話が入りました。佐藤通信から上田先輩宛でした。電話をつなぎ終えるとスマホのライン通知。学生時代の悪友、広瀬から飲みの誘いでした。
「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」- 宇都出 雅巳 (著) 三笠書房 – 本文より引用
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さて、ここでクイズ、チャラン♪
会社案内はどこに送らないといけなかっでしょうか?
えっと、えと…う〜ん…ワタシニホンゴワカラナイ
誤魔化し方、下手くそすぎない!?
アナタは思い出せましたでしょうか?
思い出せんかったな…
アタシもダメだわ〜広瀬からの飲みの誘いしか覚えてないわ〜
そう!あなたはいま、脳内にたくさんの会社名や人名が詰め込まれた感覚があると思います。それがまさにワーキングメモリが一杯の状態です。
会社案内を送らないといけない会社の社名を思い出そうとしても、いろいろな固有名詞がグチャグチャになっているかもしれません。
また、最初は確かに覚えていたものの、新たに目に飛び込んでくる情報にその社名は押し出されてしまった後かもしれません。
このように、いくらがんばったところでワーキングメモリの容量を増やせないことを実感してもらえたと思います。
そして、このワーキングメモリの圧迫により、本来行うべきことや確認すべきことが混乱し、これがミスに繋がる原因となるわけでござんすね。
ミスを減らすには、いかにこのワーキングメモリーを無駄なことに使わないよう上手く削減し、本来大事なこと、集中すべきことに頭をフル活用させることがミスを減らす重要なカギとなってきます。
さて、ここからは具体的にそのワーキングメモリをいかに削減していくかについて掘っていきましょう〜。
ミスを悪いものだと思わない
ミスを減らそうとする意欲が、かえって脳のリソースを過度に消耗させてしまい、結果的にミスが増えてしまう恐れがあります。この悪循環を避けるためには、その心配を捨ててみることが大切です。
ミスをしないようにすると、余計にミスる現象ですね…。
“ミスをしないようにする”と言うタスクが発生しちゃうから、それがワーキングメモリを消費しちゃってよくなさそうね!
常に正確で完璧を目指したくなる気持ちはわかりますが、ミスを恐れるあまりに、その過程で過度に緊張してしまい、脳を狭め、逆にミスを引き起こす可能性を高めてしまうのです。
そのことばかりを考えるのではなく、自分の能力を信じて、リラックスした状態で仕事やタスクに取り組むことが重要です。
ミスは改善のきっかけにもなると思うので、ミスをした後どうするかの方が大事よね!
ミスを恐れず、自分を信じてリラックスして取り組む姿勢が、ミスを減らし、成長に繋がるのです。
無理に完璧を求めることよりも、前向きな意識と柔軟な考え方を大切にして、良い循環を作り上げていきましょう。
余計なことを考えないようにする
余計なことに心配したり考えたりするだけで頭の中で無意識下でそれらがチラつき、目の前の子なのとに全集中できなくなります。頭に入っていると言う時点でワーキングメモリの無駄遣いをしているので、
A4の紙を用意して、とにかく気になること、興味関心、心配事や関心事を全て書き出す。
To Doリストで何をすべきかやることを全て書き出す。
一旦どこかに出しておくことで、今の仕事に取りかかった瞬間から“リストに書かれたこの仕事は一旦忘れてよい”と言う潜在意識になるので、ワーキングメモリの節約になり、他のことを気にする必要がなくなるため、効率的に作業に取り組むことができます。
「頭で覚えているからメモしなくていいや」はワーキングメモリにとっては良くなかったのね!僕も積極的にメモしていきます!👇
私を書いてくれたのねw!ヘタクソだけど、ありがとね( ^ω^ )
( ^ω^ )
経験を積み、慣れること
経験を積んでいく過程で、神経を使わずに、正確でスピーディな業務が可能になります。
ただちに結果が現れるものではありませんが、最も確かな方法といえるでしょう。少しずつ努力を重ねていくことが重要です。
無意識のうちに行っていた作業が自然とできるようになると、自信がつきます。スキルが向上することで、余裕が生まれ、難易度の高い仕事の品質も向上します。そして、段階を踏んで成長していく過程で、さらなるステップに進むことができるようになります。
漫画『僕のヒーローアカデミア』に出てくる、現No.1ヒーローのエンデヴァーも以下のように言っていたのを思い出しましたので、こちらも貼っておきますね☺️
『僕のヒーローアカデミア』=堀越耕平による『週刊少年ジャンプ』連載のヒーロー漫画で、主人公が無個性から最高のヒーローを目指す作品。
以下のセリフは主人公のデクがフルカウル(必殺技の1種)は無意識で出来るが、エアフォース(これも必殺技の1種)は意識をしないと使えないという悩みがあり、それをエンデヴァーに伝えたときに彼が答えたセリフです。
ならば、エアフォースとやらを無意識でできるように”副次的な方”はいったん忘れろ
そもそも誰しもが日常的に並列に物事を処理している、無意識化でな
あくびしながら車の運転をしているあの男
奴も初めから運転できたわけじゃない
ハンドル操作・アクセル・ブレーキ、前方・後方の確認
一つ一つ段階を踏みそれらを無意識で行えるように教習されている
まずは無意識下で二つのことをやれるように、それが終わればまた一つ増やしていく
どれ程強く激しい力であろうと礎となるのは地道な積み重ねだ
[第248話]僕のヒーローアカデミア – エンデバーのセリフより引用
https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331606244056
チェックリスト最高のものにする
チェックリストの完成度をあげることです。マニュアルでもいいですね。
最初の段階で手間をかけ、「このチェックリストを見ていけば絶対ミスが起こらないo(`・ω´・+o) ドヤ」と言えるくらいに高品質なものを作るといいです。
そうすることで、次回からそのチェックリストさえ見ていけばいいのですから、作業が効率化・単純化し、自信を持って作業もできるのでストレスも軽減、何度も同じことを思い出す必要もなくなるため、ワーキングメモリの消費を最小限に抑えることができます。
確かに、それいいなぁ!僕も 毎回同じような手順で出来る仕事とかはマニュアル化して、チェックリストを確立させて、寝ながらでもできるくらいにしよう!
チェックリストを緻密に作成することで、どの要素が必要で、どの項目を確認すべきか…が明確になるので、必要情報の整理や今までの作業手順を見直すいいきっかけにもなります。
重要なのは、最初の段階で手間をかけ、高品質なチェックリストを完成させることです。その後、それに基づいて作業を進めることで、効果的な仕事の進行と、確実な成果物の提供が可能になるでしょう。
誤字脱字のチェックは”読まない“
メールやプレゼン資料などで文章を書く時、長ければ長いほど、チェックしたつもりでも後で見返すと「ここの文字間違えとるじゃん!!!」ってなりますよね。
ヨドバシにアジア太平洋経済協力会議できるPC売ってた pic.twitter.com/nH1bCWs4gd
— シュガー (@sugar_0326) January 1, 2023
「APEC=アジア太平洋経済協力会議」なので、まあネット回線はサクサクでしょうね!w
そうならないようにするには”読まない“ことです!
読書する感じで文章の内容を理解しながら読むと、誤字脱字は無意識に補完されるため、見落とすことがあります。
これを防ぐために、毎回異なるアプローチでチェックすることがおすすめです。以下のように確認する視点を変えてみましょう!
漢字の誤植を探すモード | 漢字の誤植や変換ミスにフォーカスし、文中の漢字を丁寧に確認します。 正確な表現が含まれているかを特に注意してチェックしましょう。 |
数字の間違いを探すモード | 文章内の数字が正確であるかどうかを確認します。 金額や日付など、数字が重要な情報を含む場合は特に重要です。 |
図版の間違いを探すモード | 図版やグラフ、表などの視覚的な要素が含まれている場合、 それらの情報が正しく表示されているかどうかを確認します。 |
文章の流れを正すモード | 文章の流れや論理的なつながりが正しいかどうかを確認します。 文章の意味や論旨に矛盾や不明瞭な点がないかを注意深く見ていきます。 |
これらの異なる視点でのチェックは、特定の側面にフォーカスすることで、誤字脱字だけでなく、文章全体のクオリティや正確性を向上させるのに役立ちます。毎回異なる「メガネ」を使うことで、見逃していた誤りを見つける確率が高まるでしょう。
まとめ
まとめるとこんな感じですね。
1. ミスを恐れずに自信を持って取り組む
ミスを恐れず、前向きな姿勢で取り組むことが大切。過度な緊張は逆効果です。
2. 余計なことを頭に置かない
頭の中で詰め込むのではなく、メモに残すことで頭の整理ができ、作業に集中しやすくなります。
3. 経験を積んで慣れる
経験を重ねて自信をつけることで、無意識のうちに効率的な作業ができるようになります。
4. 高品質なチェックリストを作成する
チェックリストやマニュアルを活用し、作業の手順を整理。ミスを減らすための効果的なツールです。
5. 誤字脱字のチェックは多角的に行う
複数の視点で文章をチェックすることで、誤字脱字を見逃しにくくなります。
ミスは誰にでも起こりますが、適切な対策を講じることで未然に防ぐことができます。
今回ご紹介した事をぜひ試してみて、ワーキングメモリを上手に削減し、ミスを減らしていってくださいね!
次回はコミュ二ケーションにフォーカスして考えてみましょう!!!
この物語は一部フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
終
制作・著作
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みのる
コメント
タメになりすぎて、いつもよりボケの数が32個くらい少なかった気がしますがいかがお過ごしでしょうか?
ところでアタシも陶芸したい。
ボケい費削減のため、いくつか抑えてさせていただきました。ちなみに今回は32個ではなく私の目分量でざっと132個になります。
陶芸たのしいですよ!是非一緒に金運アップの壺32個作りましょう。